言葉には生命があり心がある。
   言霊学を学べば古事記等の古代語が解明されてくる

   一般に云う単なる語呂合わせではいけない。
   10 ◆   言霊学とは何か
 言霊学とは文字とおり言葉の魂を学ぶ学問である。これは本会発行の『解説付風止麻邇言霊学』の冒頭の言葉です。この言霊学はわが国古来から言葉に対する深い意味を学ぶ独特な学問で、現代文法とは違い、言葉には生命がありその言葉に宿る魂の法則を学ぶことで生命学であると解説されています。本会の発行している荒深道斉先生、日立道彦根先生の日本神話の解説はすべてこの言霊学による解明とフトマニによるものであり、霊魂を否定する人の説や、単なる語呂合わせでは出来ない深遠な哲理があります。
 古事記、日本書紀の古伝に伝わった大和言葉すなわち神名、地名などは日本神話が伝える宇宙生命の降り進みの経路、行程を意味し、その語義の解明によって理路整然と解説されるのです。したがって前出のフトマニ言霊学にしても『神之道初学』にしても用語の解説は全て言霊学からの解説を根底とし、日本神話が伝える宇宙生命の降り進みから、その意味を解説してあります。
 日本太古の語脈は歴然として古代語に伝えられています。これを辿ることによって文献以前、また人類発生以前のプロセスを知ることが出来たのです。


 言霊学の学習順序は先ず基礎が大切ですから下記の書籍順に研究しましょう。
     1.言霊学初等科
     2.解説付き風止麻邇言霊学
     3.霊風水土言霊学
     4.古事記百科辞典(五十音順で単語の解説が有り便利)
     5.五十音言霊学




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